論評好き

日々考えついたことをちょっとまとめるだけのブログ

PREP法と起承転結すら考えていなかったことを猛省

はじめに

ウケのいい文章の構成法については、日常ブログに記事を上げるような人は意識している人が多いと思うが、私はあまり真面目にに考えていなかったため、今後よりよい記事を書くためにいろいろと過去の自分の文章の問題点を抽出してみた。


※最近とあるライティングスキルに関するネット記事を読んで
 なんとなくダメ出しをされたような気分になったので
 いまさらながらちょっとした危機感をおぼえたというのがキッカケである。

 

問題点はどこなのか?

これまでの私の文章を分析した結果、

  • タイトル+起承転結という構成が多い(PREP法と起承転結が混在)
  • 文末の着地のインパクト不足

といった傾向、特徴があり、場合によっては問題点でもあると感じた。

 

そして考えられる要因としては

  • タイトルで結論を述べるようなテーマが多い
  • 結論が自分の推測がメインで断定できない性質 
  • 読み手目線の不足

あたりなのだろう。

 

恥ずかしながら記事を書きながら本論の部分に満足してしまうと全体のクオリティ向上への執着が急速にしぼんでしまいまとめが雑になってしまうという傾向が少なからずあったように思う。

 

あえて起承転結、だがまじめにPREP法の用途も考えると

ただあえて起承転結風に書いているのには後づけではあるが一応の理由があって、タイトルを見て関心を持ってくれた人が頭から読んだらそんなに退屈することなく読み進んでもらえるような、それなりの内容や流れになっているだろうという、いってみればちょっとした自惚れがあるからなのである(笑われそうだけど)。

 

なお、PREP法と起承転結をどう使い分けるべきかを端的に言えば

  • PREP法  報告書、Web広告文など  
  • 起承転結  物語ほかストーリー性のあるもの

なのだろうし、読み手の心理が

前者については関心の大半が文章の内容であるのに対し、
後者は文章の筆者にもそれなりに興味がある場合に

それそれの手法がより読み手の満足度の高い
記事になるために有効だというのはなんとなく想像がつく。

 

まあ、私のファンが大勢いるということはまずないわけだが(苦笑)、スポーツ記事などは細かすぎるむかし話などもちょいちょいおりまぜることが多いので、いい感じの話の流れを演出するためにも 起承転結的に書いたほうがベターなのかなと思っている。

一概にどちらか絶対ということでもなく、記事の内容、目的、性質、筆者のパーソナリティ、読者の特性などによってベストな解が変わるものであって、臨機応変にそれぞれの長所を活かせるライティングを心がけることが肝要かと考える。

 

まとめ

ただ今回の記事と自己分析を通して自分の文章の問題点をある程度は理解できたので今後はこれを踏まえ、より高い確率で質のいい記事を書くよう努めたい。

文章の質にこだわりがあってよりよい記事を書けるようになりたいと考えている方がいたら、いちど客観的かつ俯瞰的に過去の自分の作品を振り返ってみるのも一考かもしれない。

【勉強】学校の成績が悪い子を塾に行かせようと思っている親が知っておきたいこと

経験上、むかしからこういう親御さんは少なくないと思われます。

とりあえず塾に行かせればOKという。

しかし成績が悪い子を塾に行かせるまえに一旦立ち止まって考えていただきたいものです。

成績が悪い原因をしっかりと掘り下げることが、より高い費用対効果につながると考えられるからです。

 

成績がよくない原因は 

勉強がわからない ⇔ つまらない ⇔ やる気がなくなる 

の3者間の負の相互作用に尽きるでしょう。

得意な人はこの逆であるのは言うまでもありません。

 

成績を上げるには

以下3つの問題点に対して対策を考える必要があります。

  • やる気が出ない                 ⇒ 勉強する意味、意義を深く考える 
  • どこがわからないかがわからない ⇒ 過去のテストの結果などからわかることとわからないことをできるかぎり明確に区分けする
  • 何をすればいいかわからない     ⇒ 上記でクリアになったわからない項目を重点的に勉強する

 

これらがわかっていないとお金や時間を浪費するだけなんですね。

 

塾などに行くのはせめてこれらを親御さんが掘り下げてその対処を具体的に考えてからにするのが賢明でしょう。そうでないと、本人、親、塾のいずれも得をしないからです。

この記事の考え方は、塾に行く行かないに限らず、またおとなにもある程度は応用できるのではと思っています。(ダイエット、スキルアップ、人間関係など)

 

勉強する意味についてはこちらもご覧ください。

【勉強】やる気が出ない人が知っておきたいこと - 論評好き

【プロ野球】ハマスタはボールがよく見える?!

またしてもスポーツのマニアックネタだが今度はプロ野球で。
横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアム(以後ハマスタと表記)について書いてみたい。

 

ハマスタはボールがよく見えると妄想したきっかけ

ベイスターズも今季はいい感じだが
10年くらい前はかなりの暗黒時代だった。ようやく最下位を脱出したのは2013年。中日にいたソト、ソーサ、ブランコを獲得できたのが非常に大きかったと思う。そして、少し前に当時の4番打者でチームの再建に大いに貢献してくれたブランコが「ハマスタはボールが見やすかった」と当時を振り返っているネット記事に私はピンときた。

思い起こせばはるかむかしの1980年代、原、クロマティらの巨人打線がハマスタでまあよく打つわ打つわ。たしかに当時の大洋投手陣のレベルというのもあるだろうが、ともかく打ちだすと止まらなかった。あの伝説の1985年の阪神打線もハマスタの大洋戦はしょっちゅうつるべ打ち。

これらのことからハマスタはボールが見やすいというのはブランコのみならず、実は多くのプレーヤーが感じていることであるのではないかと推測した。(そういえば去年くらいに、中日の京田もハマスタ好きって言ってた)

なぜボールが見やすいのか考えてみた

ではボールが見やすいのが事実だとしてその要因を考えてみたい。考えられるのは球場各部の色。

 

ポイント
 フィールド、外野フェンス、バックスクリーンの色、屋根の有無

 

ハマスタはご存じのとおり

  • 外野フェンス  : 青 
  • バックスクリーン: 青
  • フィールド   : おもに緑
  • 屋根      : なし

投じられる白いボールが打者からもっとも見やすくなる理由として考えられるのが

  • フィールドは茶色より芝の緑
  • 外野フェンスは緑色より青
  • 屋根が白系の色のドーム球場より屋外の黒い夜空(ナイター限定だが) など

色のコントラストを目(脳)が感じやすいという条件が揃っているため、

他球場よりでボールが見やすく感じるのではないだろうか。

 

こういった特徴を持つ他11球団のフランチャイズ球場はほかにない(はず)。
(バンテリンドームは屋根の裏側の色はがグレーだし
 京セラドームの外野フェンスは水色寄り)

※ちなみにこの記事を書いている今の私のPCがこの状態に近い。
 デスクトップ壁紙は青系の色でテキストエディタの背景は白で
 たしかに白が映えるように感じる。

なので神宮球場あたりもおそらくハマスタ同様よく見える球場であると推測している。あのクロマティが神宮での試合の後、「ボールがマスクメロンのように見えた」の知られざる名言を残している(明確に神宮球場の特性に言及したものではないが)。

ただ神宮球場より外野フェンスの高いハマスタのほうが打者から見た視界に余分な情報が入りづらいはずだからよりボールが見やすくなるのではないだろうか。

なので先述のブランコ発言に私は勝手に妄想しつつ納得した次第である。

さいごに

いろいろ書いてきたが、これは読者のかたも想像してもらえればまあまあピンとくるのではないだろうか。(こなかったらごめんなさい)あと投手のユニフォームの色の影響はどうだろう。打者の視界の中の割合は小さいからあまり関係ないかな。まあいいや。

ただあまりこういった考察はこれまで見たことがないので、考えていておもしろかったし、読者のかたにも喜んでいただけたら幸いだ。

【勉強】やる気が出ない人が知っておきたいこと

勉強に対してやる気が出ないというのは定番のおなやみ

おじさんになった今、
「むかしの自分が知っていればなあ」と思うことを
せっかくなので記事にまとめてみた。
(いちおう小中学生くらいの子どもを持つ親御さんが読むことを想定して書いている)

 

なぜやる気が出ないのか

結局のところはモチベーションの問題だと思う。
楽しいからやりたいとかどうしてもやらざるを得ない状況であるといったものがないと
なかなかむずかしいところはあるかもしれない。

そして勉強が苦手な人が口にしがちなのが
「こんなことやっても社会に出てから使わないでしょ」という常套句。
たしかに習得した知識そのものを直接使う職種や場面は限られている。たぶん。

だけど大事なのはそこではない。

 

勉強をしたほうがいいワケ

お子さんに、大人になってから、社会に出てから、

 お金持ちになりたいか?
 異性にモテたいか?
 周囲のひとたちと共に楽しい時間を過ごしたいか?

などと尋ねたら大抵の子は「はい」と答えるはず。

いわゆる「いい人生」を送りたいということは漠然とは考えていることだろう。
じゃあ、そのためには今何をすべきかという話だと思う。

 

多くの人は将来なんらかの仕事に就き
休日を除けば起きている間の大半を
仕事に費やすということになる。
ならば、仕事を楽しめる状況を手に入れられる可能性を
少しでも高めておきたい。
(好きなこと、得意なこと、やりたいことを仕事にする など)

あと、世の中には多種多様な仕事があるが、
対応できる仕事の種類も多いに越したことはない。
就職の時点であまり合わない仕事だと感じても
自分自身のポテンシャル次第では仕事の経験とともに
適応していける可能性が高くなるはずだから。

ここは経験として私が実感している点だ。
ダメなサラリーマンではあったが、
基礎学力はまあまあだったおかげでどうにかなった部分が少なからずあったと思う。

 

なのでとりあえず子どもは勉強して損はない。
(まあ、子どもに限らないことだけど)

 

勉強して得られるもの

国語では読み取る力や伝える力が培われる。 
算数や理科では小学校から基礎的な知識を積み上げ、
いずれはそれを駆使してより高度な問題を解けるようになることを目指す。
社会のしくみはきちんと知っているに越したことはないし、
グローバル化の時代だから英語も同様だろう。

あと、国語と算数は一見関係がないようで、じつは深い関係があると思っている。
出題者の意図を読みとる力がないと算数(数学)のむずかしい問題は解けないし、
論理的に考える力がないと国語のむずかしい文章を理解できないからだ。
こういった能力が大なり小なり社会に出てから必要となることは決して少なくはないだろう。

ともあれ学校の勉強というのは
社会に出てから必要とされる、より高度な問題解決能力を培うための
訓練という側面が多分にあるのではないだろうか。

(技能教科や掃除当番、運動会など、
 学校でやることは結局みんな大事なんだと今になって思っているが)

 

まとめ

学校のなかでがんばることによって得られることが
子ども自身の将来にどのようにつながっていくかを
親御さんがいかにして説くかが
勉強をやる気が出ない問題を解決するキモだと考えている。

 

少なくともン十年前の自分がこの話を聞いたら
まあまあ発奮できたと思われます。

(記事を書いたそばから、
 わざわざ効き目はありませんよと申告するバカはいないわけですが 苦笑)

【大相撲】突き押し一本で横綱になれる可能性は?

初記事

記念すべき第1回は長年愛好している大相撲ネタ。

いきなりマニアックな切り口で考察してみた。

玄人をもうならせる素人論評を目指しがんばりたい。

古い話がやや多いことと敬称略であることはご容赦を。

(あえて敬称をつけないのは、ノリにかんしてはあくまでファンの雑談の延長であることを強調したいという意思表示でもあります)

 

テーマは突き押し相撲

先の9月場所は玉鷲の見事な優勝で幕を閉じた。

ご存じのとおり突き押し一本の力士、これで優勝2回もしているのだから大したもの。

しかも30代で2度の平幕優勝というのは史上初の快挙じゃないだろうか。

(たぶん平幕優勝2度というのがほかに琴錦しかいないはずだし)

 

しかし長年相撲を見ているが突き押し一本で横綱大関まで上がる力士は非常に少ない。近年だと貴景勝がいるがこれも相手と間合いをはかりながら相手の体勢を崩していくという良くも悪くも独特の取り口であり強烈なパワーで相手を圧倒するというタイプではない。

これに該当するのは少なくともこの40年くらいでは千代大海くらいではないだろうか。(もっとまえだと琴桜??)

 

さて、破壊力ある突き押しというのは、おそらく上位陣にとって怖いタイプのひとつにちがいないと想像する。

立ち合いなどでひとつまちがえるといっぺんに土俵外に持っていかれるという怖さがあるから。

無敵だった北の湖をカモにしていた朝汐(あえてこの字ね)はその典型だし、小錦、曙あたりもこの部類だろう。

しかしこういうタイプでも大関昇進前後くらいから相手によっては四つ相撲(正確には廻しを取って前に出る相撲)も取れるよう変化するケースが多いように思う。

 

なぜモデルチェンジが必要なのか

安定した成績を残しづらいからという点が理由としてまず思いつくが、じゃあそれはどうしてなのかと考えると

  • 突き押しで勝ち切れるいい立ち合いを精度よく再現する難易度が四つ相撲より高い
  • 相手と距離ができやすいため、引き技、変化技を食いやすい

などがあると思う。

しかしそこを突き詰めると結局は、四つ相撲の強豪へ対応を考えた場合に突き押し一本で勝ち続けることには限界があるというのが最終的な答えなのではないかと考える。

曙のときにはおそらく貴乃花の影響が大きかっただろうし武蔵丸も右差しの相撲を磨くようになってから貴乃花と互角に渡り合えるように進化していったように思う。(貴乃花が衰えたという面が多少はあるにせよ)

こういった事実が、突き押し相撲で相当のパワーを持っていてもどんな相手にでも対応するということが相当むずかしいものだということを如実に物語っているのではないだろうか。

やはり突き押し一本で横綱になるというのはとてつもなく可能性の低いものであると考えざるを得ない。

 

しかし突き押し相撲は貴重

土俵を盛り上げる存在として突き押し相撲は欠かせないものだとも思う。

富士櫻、麒麟児、寺尾らの熱戦や場内の大歓声なども強く印象に残っているし、両力士の激しい攻防、動き、スリリングな展開などは 突き押し相撲が四つ相撲に勝っている大きな魅力だと感じる。

なにしろ土俵上でまったくちがう対照的な攻め方をしたい両力士が最終的に勝つか負けるかまで戦い続けるというのは相撲ならではの妙なのではないだろうか(ポイントなどがないという意味)。

私は基本的には四つ相撲の熱戦が好きなのだが、その合間にちがった魅力のある突き押し相撲を楽しめるのも大相撲の醍醐味だろう。

 

さいごに

この記事を書きつつ、突き押し相撲のむずかしさを再認識させられると同時にその奥深さや貴重さも再確認することができた。

また今後は、突き押しに徹してほんとうに頂点を狙えるような逸材がいつか現れるかどうかにも注目していきたいと思う。

とりあえず開設

生活のなかのさまざまな事象について考察することが

なかば趣味のようになっているようなひとのブログです。

 

ダイエット、プロ野球、大相撲、教育、コミュニケーション術その他についての

気づきをいろいろと発信する予定。

 

記事を読んでくれたひとにも自分にもいいことがあれば幸いです。

 

また、失敗から何かを学ぶことが生活信条で、好きな言葉な捲土重来。

 

簡単ですが導入はこれくらいにして、

次回からは早速考察したネタを投下していくつもりです。

 

よろしくおねがいします。