【プロ野球】ハマスタはボールがよく見える?!
またしてもスポーツのマニアックネタだが今度はプロ野球で。
横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアム(以後ハマスタと表記)について書いてみたい。
ハマスタはボールがよく見えると妄想したきっかけ
ベイスターズも今季はいい感じだが
10年くらい前はかなりの暗黒時代だった。ようやく最下位を脱出したのは2013年。中日にいたソト、ソーサ、ブランコを獲得できたのが非常に大きかったと思う。そして、少し前に当時の4番打者でチームの再建に大いに貢献してくれたブランコが「ハマスタはボールが見やすかった」と当時を振り返っているネット記事に私はピンときた。
思い起こせばはるかむかしの1980年代、原、クロマティらの巨人打線がハマスタでまあよく打つわ打つわ。たしかに当時の大洋投手陣のレベルというのもあるだろうが、ともかく打ちだすと止まらなかった。あの伝説の1985年の阪神打線もハマスタの大洋戦はしょっちゅうつるべ打ち。
これらのことからハマスタはボールが見やすいというのはブランコのみならず、実は多くのプレーヤーが感じていることであるのではないかと推測した。(そういえば去年くらいに、中日の京田もハマスタ好きって言ってた)
なぜボールが見やすいのか考えてみた
ではボールが見やすいのが事実だとしてその要因を考えてみたい。考えられるのは球場各部の色。
ポイント
フィールド、外野フェンス、バックスクリーンの色、屋根の有無
ハマスタはご存じのとおり
- 外野フェンス : 青
- バックスクリーン: 青
- フィールド : おもに緑
- 屋根 : なし
投じられる白いボールが打者からもっとも見やすくなる理由として考えられるのが
- フィールドは茶色より芝の緑
- 外野フェンスは緑色より青
- 屋根が白系の色のドーム球場より屋外の黒い夜空(ナイター限定だが) など
色のコントラストを目(脳)が感じやすいという条件が揃っているため、
他球場よりでボールが見やすく感じるのではないだろうか。
こういった特徴を持つ他11球団のフランチャイズ球場はほかにない(はず)。
(バンテリンドームは屋根の裏側の色はがグレーだし
京セラドームの外野フェンスは水色寄り)
※ちなみにこの記事を書いている今の私のPCがこの状態に近い。
デスクトップ壁紙は青系の色でテキストエディタの背景は白で
たしかに白が映えるように感じる。
なので神宮球場あたりもおそらくハマスタ同様よく見える球場であると推測している。あのクロマティが神宮での試合の後、「ボールがマスクメロンのように見えた」の知られざる名言を残している(明確に神宮球場の特性に言及したものではないが)。
ただ神宮球場より外野フェンスの高いハマスタのほうが打者から見た視界に余分な情報が入りづらいはずだからよりボールが見やすくなるのではないだろうか。
なので先述のブランコ発言に私は勝手に妄想しつつ納得した次第である。
さいごに
いろいろ書いてきたが、これは読者のかたも想像してもらえればまあまあピンとくるのではないだろうか。(こなかったらごめんなさい)あと投手のユニフォームの色の影響はどうだろう。打者の視界の中の割合は小さいからあまり関係ないかな。まあいいや。
ただあまりこういった考察はこれまで見たことがないので、考えていておもしろかったし、読者のかたにも喜んでいただけたら幸いだ。