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【勉強】やる気が出ない人が知っておきたいこと

勉強に対してやる気が出ないというのは定番のおなやみ

おじさんになった今、
「むかしの自分が知っていればなあ」と思うことを
せっかくなので記事にまとめてみた。
(いちおう小中学生くらいの子どもを持つ親御さんが読むことを想定して書いている)

 

なぜやる気が出ないのか

結局のところはモチベーションの問題だと思う。
楽しいからやりたいとかどうしてもやらざるを得ない状況であるといったものがないと
なかなかむずかしいところはあるかもしれない。

そして勉強が苦手な人が口にしがちなのが
「こんなことやっても社会に出てから使わないでしょ」という常套句。
たしかに習得した知識そのものを直接使う職種や場面は限られている。たぶん。

だけど大事なのはそこではない。

 

勉強をしたほうがいいワケ

お子さんに、大人になってから、社会に出てから、

 お金持ちになりたいか?
 異性にモテたいか?
 周囲のひとたちと共に楽しい時間を過ごしたいか?

などと尋ねたら大抵の子は「はい」と答えるはず。

いわゆる「いい人生」を送りたいということは漠然とは考えていることだろう。
じゃあ、そのためには今何をすべきかという話だと思う。

 

多くの人は将来なんらかの仕事に就き
休日を除けば起きている間の大半を
仕事に費やすということになる。
ならば、仕事を楽しめる状況を手に入れられる可能性を
少しでも高めておきたい。
(好きなこと、得意なこと、やりたいことを仕事にする など)

あと、世の中には多種多様な仕事があるが、
対応できる仕事の種類も多いに越したことはない。
就職の時点であまり合わない仕事だと感じても
自分自身のポテンシャル次第では仕事の経験とともに
適応していける可能性が高くなるはずだから。

ここは経験として私が実感している点だ。
ダメなサラリーマンではあったが、
基礎学力はまあまあだったおかげでどうにかなった部分が少なからずあったと思う。

 

なのでとりあえず子どもは勉強して損はない。
(まあ、子どもに限らないことだけど)

 

勉強して得られるもの

国語では読み取る力や伝える力が培われる。 
算数や理科では小学校から基礎的な知識を積み上げ、
いずれはそれを駆使してより高度な問題を解けるようになることを目指す。
社会のしくみはきちんと知っているに越したことはないし、
グローバル化の時代だから英語も同様だろう。

あと、国語と算数は一見関係がないようで、じつは深い関係があると思っている。
出題者の意図を読みとる力がないと算数(数学)のむずかしい問題は解けないし、
論理的に考える力がないと国語のむずかしい文章を理解できないからだ。
こういった能力が大なり小なり社会に出てから必要となることは決して少なくはないだろう。

ともあれ学校の勉強というのは
社会に出てから必要とされる、より高度な問題解決能力を培うための
訓練という側面が多分にあるのではないだろうか。

(技能教科や掃除当番、運動会など、
 学校でやることは結局みんな大事なんだと今になって思っているが)

 

まとめ

学校のなかでがんばることによって得られることが
子ども自身の将来にどのようにつながっていくかを
親御さんがいかにして説くかが
勉強をやる気が出ない問題を解決するキモだと考えている。

 

少なくともン十年前の自分がこの話を聞いたら
まあまあ発奮できたと思われます。

(記事を書いたそばから、
 わざわざ効き目はありませんよと申告するバカはいないわけですが 苦笑)